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春から初夏にかけて、街や山の景色を大きく変える「新緑」。

実はその進み方は、上空約1500m付近の「850hPaの気温」を見ると、とても分かりやすくなります。


新緑の目安(850hPa気温との関係)

① 850hPa:0℃前後
・地上:10℃前後
・芽吹き前〜芽が動き出すころ
・山ではまだ「春の入口」

まだ景色は冬色が残る時期ですが、植物は内部で動き始めています。


② 850hPa:5℃前後
・地上:15℃前後
・芽吹き開始・若葉が出始める

淡い緑が一気に広がるタイミングで、「新緑スタート」の目安です。


③ 850hPa:15℃前後
・地上:25℃以上
・葉が育ち、濃い緑へ

景色は完全に初夏へ移行し、日差しも強まり体感的にも夏に近づきます。


なぜ850hPaが効くのか

地上の気温は、日射・風・都市の影響などで大きく変動します。

一方、850hPaの気温は「空気のかたまりの温度」を示すため、季節の進み具合を安定して表します。


地上気温との関係

850hPa(約1500m)から地上にかけては、一般的に約9.8℃/kmの気温減率で変化します。

そのため、上空0℃の場合、地上は約10℃前後となります。