2025.06.01
天トピ「🌤️2025年6月1日──気象業務150周年、空とともに歩んだ150年」
本日、2025年6月1日は日本の気象業務が始まってちょうど150年の記念日です。
1875年6月1日、東京・赤坂の内務省に設けられた東京気象台(現在の気象庁)が、気象と地震の観測を公式に開始したこの日。そこから150年、日本の気象業務は、観測の黎明期から、最新の衛星やAI技術を駆使する現代まで、大きな進化を遂げてきました。
🌈空を見ることは、未来を見ること
かつては天気を読むのに頼るのは人々の経験や勘でしたが、150年という年月の中で、観測技術と気象予報の精度は飛躍的に進化しました。現在ではスマートフォンひとつで、1時間後の局地的な雨雲の動きまで把握できる時代。
しかし、こうした「当たり前」は、先人たちが積み上げてきた観測の記録と技術開発の賜物です。とりわけ自然災害の多い日本において、気象業務は人命と暮らしを守る社会基盤となっています。
✉️150年を記念する特別な切手
この節目の年を記念して、日本郵便は2025年5月28日、「気象業務開始150周年」の記念切手を発行しました。切手は、観測機器や気象衛星、過去の気象台の風景など、気象業務の歩みを写真とイラストで表現したデザインになっており、空と人との関わりの歴史を小さな紙の中に詰め込んだような一枚です。
🔗詳細はこちら:
日本郵便|特殊切手「気象業務開始150周年」
☁️空を見上げる記念日に
天気は日々変わりますが、その観測と記録の積み重ねは150年にわたって絶え間なく続いてきました。そしてこれからも、気象業務は防災、農業、交通、そして私たちの暮らしのあらゆる場面で、大切な役割を果たし続けます。
今日という150年の節目の日に、ぜひ一度、空を見上げてみてください☀️
そこには、未来を見つめ続けてきた先人たちのまなざしが、今も息づいているはずです。