2025.06.28
星トピ「6月下旬の夜空を見上げてみよう✨」
6月も終わりに近づき、20時ごろには「夏の大三角形」が東の空に見え始めています。こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブが形づくるこの三つの星は、夏の夜空を代表する存在です。
また、同じころ南の低い空では、全天で最も大きいとされる球状星団「オメガ星団(ω Cen)」が南中の頃を迎えています。地平線からの高さはわずか6〜7度ほどですが、空の条件が良ければ双眼鏡でぼんやりとその姿を確認できるかもしれません。
さらに、6月1日には金星が西方最大離角を迎えており、明け方にはひときわ明るく輝く「明けの明星」として目立っています。-4.3等級のまばゆい光は、夜明け前の空に鋭く差し込むような存在感です。
駅のホームから夜空を見上げてみませんか?
季節の移り変わりを、星々がそっと教えてくれます🌟