2026.06.01
住所を入力するだけ。身近な場所の災害リスクを、一度確認してみませんか
6月に入り、大雨に注意が必要な出水期を迎えています。
先日の台風6号でも、都内を含む各地で強い雨や風の影響がありました。こうした時期だからこそ、自宅や職場、家族がよく行く場所の災害リスクを、あらためて確認しておくことが大切です。
そのときに役立つのが、国土交通省・国土地理院が公開している「ハザードマップポータルサイト」です。
URL;ハザードマップポータルサイト
サイトでは「身のまわりの災害リスクを調べる」ことができ、住所を入力するだけで、その場所に関係する災害リスクを確認できます。
このサイトには、大きく分けて2つの入口があります。
ひとつは、「重ねるハザードマップ」です。これは、洪水、土砂災害、高潮、津波のリスク情報に加え、道路防災情報や土地の特徴・成り立ちなどを、地図や写真に重ねて表示できる機能です。住所から探すことも、現在地から探すことも、地図から探すこともできます。
もうひとつは、「わがまちハザードマップ」です。こちらでは、市町村が作成・公開している地域のハザードマップを閲覧できます。地域ごとの詳しい避難情報や危険区域を確認したいときに役立ちます。
確認しておきたい場所は、自宅だけではありません。職場、学校、実家、親族の家、子どもが通う場所、よく買い物に行く場所など、生活圏全体を見ておくことが大切です。さらに、外出先や旅行先でも、出発前や到着後に一度確認しておくと安心です。慣れない土地では、近くの川や海、低地、斜面などのリスクに気づきにくいことがあります。
ハザードマップを見る目的は、「怖がること」ではありません。自分や家族がいる場所にどのようなリスクがあるのかを知り、早めに避難の判断ができるようにすることです。たとえば、浸水が想定される場所なのか、土砂災害の警戒区域に近いのか、津波や高潮の影響を受ける可能性があるのかを知っておけば、いざというときの行動を具体的に考えられます。
ただし、ハザードマップに色がついていない場所が、必ず安全というわけではありません。国土地理院のFAQでも、土砂災害警戒区域でない場所でも土砂災害が発生する場合があると説明されています。周辺にがけ地や沢がある場合、大雨や地震の際には注意が必要です。
災害への備えは、特別なことから始める必要はありません。まずは「住所を入力して確認する」。それだけでも、身のまわりの危険を知る第一歩になります。
自宅、職場、家族がよく行く場所。そして、これから出かける場所。
一度、ハザードマップポータルサイトで確認してみてください。いざというときの判断を助ける、大切な備えになります。