2025.07.15
天トピ「集中豪雨と局地豪雨の違いって?☔」
この季節、「集中豪雨」や「ゲリラ豪雨(局地豪雨)」という言葉をよく耳にしますよね。
でも実は、この2つの雨には起こり方や被害の特徴に大きな違いがあるんです!
鉄道の運行にも大きく関わる、2つの大雨の違いを分かりやすくまとめました🚃🌧️
◆ 集中豪雨とは?🌧️🌩️
集中豪雨とは、狭い範囲に数時間にわたって強い雨が降り続く現象です。
ときには100mmから数百mmの雨が降ることもあり、大きな災害の原因になることもあります。
🔹 ポイント
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積乱雲🌩️が同じ場所で次々に発生することで起こる
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梅雨前線や停滞前線、台風🌀に伴って発生
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広い範囲の河川氾濫🌊や深い地層の土砂災害⛰️(深層崩壊)を引き起こす
例えば梅雨の時期、前線が長時間同じ場所にかかると、特定の地域で雨が続き、
広い地域で川が氾濫するなど、大規模な被害につながることがあります。
◆ 局地豪雨とは?🌦️⚠️
局地豪雨は、いわゆる「ゲリラ豪雨」と呼ばれることもある、短時間にピンポイントで降る激しい雨です。
数十分の間に数十mm程度の雨が、一気に降ります。
🔹 ポイント
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短時間で急発達した積乱雲🌩️が原因
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暑く湿った南風🌡️+上空の寒気🌬️→大気が不安定⚡になると発生
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中小河川の急な増水や、都市部での浸水、表層の土砂崩れ⛰️を引き起こす
突然の豪雨で道路が冠水したり、地下鉄や駅構内が浸水したり…
都市型災害にもつながるため、天気の急変には要注意です!
◆ 鉄道への影響も🚉
集中豪雨も局地豪雨も、鉄道の運行に大きな影響を与えます🚨
線路の冠水や土砂流入、橋脚の損傷などにより、運転の見合わせや遅延が発生することも。
晴れている駅でも、「別の区間で豪雨が…」ということがあるのは、
こうした局地的な雨の違いがあるからなのです☀️➡️🌧️
◆ さいごに🌈
集中豪雨は「長く続いて、広い被害」
局地豪雨は「短くても突然でピンポイント」
それぞれの特徴を知っておくと、外出や通勤、鉄道の運行情報を判断する際にも役立ちます🧳
空模様があやしくなったら、イマ鉄の気象情報🔍で現在の空のようすをチェックしてみてくださいね!